ココナッツ歯科では生涯にわたって自分の歯で噛めるように、さまざまな取り組みをしています。
一度でも削って治療をした歯は虫歯の再発を繰り返します。虫歯を削って人工物で修復しても、歯と人工物のつなぎ目にはすき間があります。そこに虫歯菌が入り込むと再び虫歯（二次カリエス）になります。また、神経を抜いた歯は血液や栄養が行き渡らずに、やがて歯を抜かなければならない可能性があります。
当医院ではできるだけ削らない・抜かない・痛みに配慮した虫歯治療を実現して、天然の歯を多く残す取り組みをしています。
当医院では痛みに配慮しながら、虫歯に罹患した歯の削る量を最小現にし、「ドックスベストセメント」を用いて虫歯菌を除菌して歯の再石灰化を促します。ドッグベストセメントは天然のミネラル成分を主成分としたセメントで行う新しい歯科治療。当医院のなるべく削らない・抜かない・痛みに配慮したコンセプトにマッチした治療方法です。生涯にわたって天然の歯で過ごせるように患者様と二人三脚で虫歯治療の本質的な治療を提供します。
虫歯は歯の質、細菌、糖分、時間の4つの原因が合わさって発生します。従来の治療方法は、虫歯になった歯を削って人工物の詰め物や被せ物で修復します。しかし、見た目がキレイでも歯と人工物の間にはすき間が生じているため、今までと同じ生活習慣を続けているとすき間から虫歯菌が侵入して再度虫歯になります。再度虫歯になってしまった歯は、前回よりも大きく削らなければなりません。
神経のある歯
神経のない歯
同じ歯が繰り返し虫歯になり神経に達してしまった場合は、神経を抜く処置が必要になります。健康な歯は生きていますが、神経をとった歯は栄養が来なくなり、枯れ枝のような状態になります。
神経を抜いてしまった歯は血液や栄養が運ばれず、次第にもろくなります。もろくなってしまった歯は寿命が短くなるので、神経は出来る限り残す方が望ましいのです。当院では虫歯を除菌することで、あえて削る量を減らす虫歯治療を行っています。従来の方法では神経を抜かなければいけないような場合でも、神経を温存できる可能性があります。
ドックスベストセメントとは、歯を削らずに銅で虫歯菌を殺菌し、歯の自然治癒力で治療する画期的な治療法です。ドックスセメントはアメリカ最大の歯科関連団体であるADA（アメリカ歯科会）のいて安全な薬剤として許可を受け、一般的に用いられている製品であり、従来の削って治す治療ではなく、虫歯菌を除菌して歯の本来の成分であるミネラルで再石灰化する治療法です。
銅イオンで虫歯菌を除菌するので、必要以上に虫歯を削らずに歯を保存することができます。
歯の成分であるミネラルでできているので、象牙質の再石灰化を促します。
虫歯を除去すると神経まで達するような場合も温存できる確率が高くなります。
ストリークレーザーは厚生労働省の認可を受けている、高出力レーザー（4000W）と特殊な酸化チタン溶液により高温のプラズマ光球体を作り出す治療機器。その熱エネルギーによって歯へのダメージをおさえながら虫歯治療や歯周病治療、歯質の強化などさまざまな歯科治療ができるプラズマレーザーです。
レーザーを用いることで、虫歯菌に侵されいる部分をピンポイントに除菌して取り除くことができます。そのため、小さな虫歯でも大きく削る必要がありません。従来の治療では、一見小さな虫歯でも削ったら神経まで達していて、仕方なく神経を抜く処置が必要になる場合もあります。しかし、レーザーを使えば大きく削る必要もなく、さらに虫歯の進行を大幅に遅らせたり、虫歯の再発を予防することができます。
「ドックスベストセメントを行ったが、思ったような効果がでなかった」という方もストリークレーザーを併用することで痛みの軽減や神経を取る可能性が低くなります。
虫歯が神経まで達すると神経を抜かなければなりません。そのような場合でもレーザーを用いることで歯の根っこの中を洗浄・除菌をして炎症を鎮めることができます。レーザーは今まで洗浄・除菌しにくかった部分も早く、確実に治療を行うことが可能です。例えば、根の先端にできてしまった膿の袋もレーザーを照射することで、組織が再生されてきれいに治ります。痛みもないため麻酔は必要ありません。ストリークレーザーは安心安全で、痛みに配慮した根の治療を可能にします。
